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2024.11.20

第78回日本臨床眼科学会参加報告

 第78回日本臨床眼科学会が、令和6111417日まで、国立京都国際会議場において開催されました。日本の眼科医約9,000人以上が参加して行われる日本最大規模の眼科学会です。

 今年のテーマは「日本人は未来に何を残すのか?未来への貢献」でしたが、具体的には、現在の眼科診療における知見の紹介と従来の診療に対する評価、新しい手術器具などが紹介されていました。地域の眼科診療を支える我々にとって、現時点における自院の診療内容が、日本の眼科診療においてどのような位置にあるかを知る上で大事な機会となります。早朝から講演を聞き、旧知の眼科医と情報交換をし、日常診療に役立つヒントや様々な知識を得ると共に、新しい検査方法や手術手技あるいは機器など多数の情報に触れ、大いに刺激を受けました。特に、白内障手術に使用する新しい眼内レンズが複数発売になり、その性能の進化と術後成績の素晴らしさに心を奪われました。当院においても早期に導入し、皆様の治療に用いる予定でおります。また、緑内障の最新の手術についても可能な限り早期に始めたいと思っております。

 私の医者としての永遠のテーマである

「地方にいながらも最新かつ最良の眼科医療を地域の皆様に提供する」

という理念を実践するためにも、今回の学会参加は意義あるものであったと思います。
患者様におかれましては、診療時間の変更や休診など、ご迷惑、ご不便をおかけして大変心苦しい思いはありますが、診療において何倍にも還元するつもりでおりますので、ご理解の程お願い申し上げます。

令和6年11月18日

社団医療法人ひとみ会 理事長
花巻中央眼科 院長
髙橋和博

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tel.0198-41-2700